千葉県では、団塊世代が75歳以上となる令和7年、さらには団塊ジュニア世代が75歳以上となり、高齢者人口がピークとなる令和22年を見据え、令和3年度から令和5年度を計画期間とする「千葉県高齢者保健福祉計画」を策定しています。この計画は、老人福祉法の「老人福祉計画」と、介護保険法の「介護保険事業支援計画」を一体化し作成した法定計画です。個性豊かに、健康で生き生きとした暮らしの実現、また介護が必要になっても、安心して自分らしく暮らせる地域社会の構築を基本目標とし、高齢者が暮らしやすいまちづくりの推進や介護サービスの充実化に取り組んでいます。

また、千葉県は、令和3年度から、サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）運営事業者に対する補助要件等の見直しを行っています。具体的な見直し内容としては、通所サービス及び訪問サービスの双方が利用可能な介護サービス事業所の連携の確保、訪問診療、往診又は訪問看護が可能な医療機関等との連携の確保が条件に追加されたことが挙げられます。千葉県のサ高住に居住している高齢者がより適切なサービスを受けられ、安心して生活を送るために重要な条件であると考えられます。
また、25平方メートル未満の住戸に対する補助上限額の引き下げ（45万円／戸→35万円／戸）や、改良（既存ストック型）の補助上限額の引き上げ（90万円／戸→97万5千円）等、サ高住施設の設備についての補助要件が見直されたことによって、より高齢者にとって住みやすいサ高住の建設が推進されるようになりました。

これから日常生活を送る住宅がより自分らしく生き生きと暮らせる場所であることは、高齢者の方やそのご家族にとって重要なことです。サ高住ドットジェイピーは、今後も改良が見込まれるこれからの千葉県のサ高住に注目していきたいと考えます。千葉県にお住まいの高齢者の方やそのご家族が求める情報をいち早くお届けできるよう、内容の充実化に努めてまいります。

千葉県のサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)を探す