急速な高齢者人口の増加が続く東京都では、2025年には高齢者人口が約326万人、2040年には約378万人に達し、都民の約4人に1人が高齢者になることが予想されています。高齢者向けの住まいも多様化が進み、2011年に「サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）」が制度化されました。
東京都独自の登録基準として「緊急時対応サービスを提供すること（常時）」「高齢者向け住宅における生活支援サービス提供のあり方指針を遵守すること」「高齢者の虐待防止・権利利益の不当な侵害防止に向けた適切な対策を講じること」等が設けられ、サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の品質を向上させている反面、間口をより広くし、多くの高齢者に住居を提供できるよう、既存建物改修の場合の基準緩和や住宅に常駐するケアの専門家の資格要件緩和を行っています。

緩和と聞くとサービスの内容に不安を覚えるかもしれませんが、東京都ではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）における医療・介護連携についてガイドラインがしっかりと設けられています。住居によって異なる連携の方法・内容をガイドラインに沿って見直すことで、東京都のサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）全体の質を向上させ、住まい選びの参考につなげるための試みです。特に東京都では高齢者の単身および夫婦のみの世帯が多く、入居を視野に入れ始めた高齢者自身が情報を確認することが予想されます。サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）からの届出を公表し、サービス内容の透明性を確保することで、納得できる住まい選びができるよう支援しています。

サ高住ドットジェイピーでは、提供された情報をわかりやすく皆様にお伝えしています。サービスの内容に納得し、安心できる住まいを選べるよう、常に最新のサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の情報を掲載して参ります。

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