サ高住とは

はじめてのサ高住

初めてサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)を探される方や、 今ひとつ、サ高住の特徴が分からないという方のために、 サ高住に関するよくある疑問を、わかりやすく解説してゆきます。

1 サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは?

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)のイメージ

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)は、2011年に厚生労働省と国土交通省が管轄する「高齢者の居住の安定確保に関する法律(通称高齢者住まい法)」が改正されたことにより誕生しました。 サービス付きの高齢者向け住宅、と名前にあるように、高齢者をサポートするサービスと、バリアフリー対応など高齢者が暮らしやすい建物の構造を備えていることが特徴です。 定期的な安否確認や、生活相談などの見守りサービスを提供してくれる、高齢者にやさしい造りの賃貸住宅と考えていただくとわかりやすいでしょう。

2 費用はどれくらいかかる?

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)のイメージ

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)で暮らすには、家賃・サービス利用費・共益費を毎月施設に支払う必要があります。 全国平均では、家賃が約6万円、サービス利用費が約2万円、共益費が約2万円となります。 また、一般的な住宅での暮らしと同様、食費や水光熱費もかかります。 サ高住入居者の、一カ月あたりの家賃、サービス利用費、共益費、食費、水光熱費を合計した出費は、平均で約14万円となっています。
また、入居時には家賃1カ月分から数カ月分の敷金が必要となる場合が一般的です。

3 入居するためには何をしたらいい?

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)のイメージ

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に入居できるのは、60歳以上の方か、要介護または要支援認定を受けている人です。 入居するためには、まず希望条件に合うサ高住を探します。 もし見つかったら、施設に問い合わせて実際に見学させてもらい、気に入ったら契約を結んで入居、というのが、サ高住入居までの大まかな流れです。
希望条件に合うサ高住を探すには、各都道府県の窓口に問い合わせる、ケアマネージャーに紹介してもらうなどの方法がありますが、もっと手軽な方法としてインターネットで探すこともできます。